遺品整理のやり方って?初心者が抑えるべき8つのポイント

こんにちは!

大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、

関西エコクリーン代表の竹中です。

遺品整理と聞くと、どうしても

小難しくて取っつきづらいイメージがありますよね。

「遺品整理、聞いたことはあるけどやり方が分からない。時間も労力もかかって大変そうなイメージだし…」

「形見分けや財産分与とかどうすればいいの?法律とかの難しいことは分からないし…」

「親が田舎にいるので、自分では遺品整理出来そうにないな。業者に頼むってどうなんだろうか?」

等々、遺品整理に対する

様々な疑問をお持ちでしょう。

今日はそんな、“遺品整理のやり方”について分かりやすく書いていきます。

やることが膨大なイメージの遺品整理ですが、要点だけを掴めば効率よく行うことも出来ます。

“遺品整理の初心者が抑えておくべき8つのポイント”としてまとめているので、

遺品整理初心者の方は勿論、これから遺品整理を控えていて、効率よく行いたい方は必見の内容です。

遺品整理のやり方って?初心者が抑えるべき8つのポイント

遺品整理をする人は?

“遺品”は、持ち主が亡くなったとはいえ、故人様の所有物である事には変わりません。

そのため、親戚であったとしても勝手に遺品整理をすることは許されません。

遺品整理は、故人様の権利や義務を相続した“相続人”のみが行えるもの。

相続人とは、故人様の遺産を相続する人を指します。故人様の配偶者・子ども・兄弟・両親が“相続人”に当たります。

相続人以外の方が勝手に遺品整理をしてしまった場合、故人様に負債や借金があると、“相続人”とみなされ、背負っていかなければならない可能性もあります。

そのようなトラブルを避けるためにも遺品整理を行う際には細心の注意を払うようにしましょう。

遺品整理はいつ行えばいいの?

遺品整理は多くの場合は

四十九日を過ぎてから行われます。

ですが、賃貸契約の場合であったり、年金、保険、

クレジットカードの契約解除等は早急に行う方が望ましいです。

持ち家の場合であったり、思い出の品に関する遺品整理であれば、

気持ちの整理が付いた後に行うのでも良いでしょう。

お金が絡むものは早めに手を付け、

そうでなければゆっくりと時間をかけても問題ありません。

早めに動く必要のある遺品整理、賃貸契約の場合は、

明確な明け渡し期限が決まっています。

借家の場合では1か月以内に退去、

都民住宅の場合は30日以内の退去、

一般的な賃貸契約の物件であれば14日以内に退去しなければなりません。

また、遺産相続時にトラブルにならないよう、

前もって遺品の分配方法を決めておく必要もあります。

遺書が出てきた場合には勝手に開封せずに、

家庭裁判所に行き、相続人の目の前で開封しなければなりません。

効率よく遺品整理を行うには?

上記で、「遺品整理は相続人以外が行ってはならない」と書きましたが、

相続人を中心に、複数人で遺品整理を行うことは問題ありません。

・協力してくれる人のスケジュールを合わせる
・あらかじめ遺品整理をする家屋を下見をしておき、時間のめどを立てておく
・粗大ゴミや大量ゴミの処分方法を把握しておく
・価値のあるもののはどうするのかを決めておく

事前に出来ることは予め準備をしておくことで、

遺品整理当日に使う時間を削減することができます。

当日は、ゴミ出しをする人、運搬する人、

物の整理を行う人に分担して作業するようにします。

綺麗ごとだけではない“遺品整理”

遺品整理というと、亡くなった人の持ち物を片付けたり、財産分与のイメージが先に来てしまいますが、そのようにクリーンな事だけではありません。孤独死や自殺等、決して綺麗とは言い難い現場を整理しなければならない可能性もあるのです。

また、遺品整理を始めると想定していたよりも多くのものがあって時間がかかってしまう場合もあります。

効率だけを重視して遺品整理をしてしまうと、故人様が大切にしていた宝石類や、

土地の権利書、株券などを知らずに捨ててしまうことだってあり得ます。

そのような、

・相続人のみで遺品整理するのが難しい現場
・思っていたよりも時間がかかってしまった

・どうすればいいか分からないものが出てきて遺品整理自体が止まってしまった

このような想定外のトラブルを防ぐことができるのが

“遺品整理業者”です。

自分自身で遺品整理を行うメリットは?

遺品整理とは、人が生きてきた証をまるっと整理することです。

業者に頼む場合だと、どうしても

プライベートな場所に第三者が入り込む形になってしまいます。

また、業者による遺品整理はテキパキと効率的に行うため、

どうしても品物一つ一つと向き合う時間は少なくなります。

自分自身で行う遺品整理は、プライベートが守られる、

遺品一つ一つと向き合う時間が取れるといった点はメリットになります。

また、費用が抑えられるのも大きなメリットと言えます。

遺品整理を業者に依頼するメリットは?

では、業者に遺品整理を依頼するメリットはどこにあるのでしょうか?

業者に遺品整理を依頼した時の最大のメリットは、

“効率の良い遺品整理が出来る”という点です。

遺品整理では、どうしても多くの時間と労力がかかってしまい、相続などの事になると法律の知識も必要になってきます。

それらの大変な点を全て任せられるのが、遺品整理業者に依頼するメリットです。

遺品整理業者の選び方

遺品整理業者を選ぶ際は

どのようなことに注意をしたらいいのでしょうか?

遺品整理業者は本来、遺品整理に関することであれば、

財産分与の法律、清掃のノウハウ、手際の良さ等、技術と知識を持ち合わせていなければなりません。

ですが、そういう業者ばかりでないことも事実で、悪い言い方をすれば、

“便利屋が見様見真似で遺品整理を行っている”などという業者も少なからず存在します。

そのような質の悪い遺品整理業者に当たらないようにするためには、

何社かで合い見積もりを取って比較したり、

追加料金やどこまでやってくれるかで判断するのが良いでしょう。

悩む前にまずは一度ご連絡を!

遺品整理は自分の手で行えなくはないですが、

多くの時間がかかってしまったり、予想もしなかった壁に当たり、

進まなくなってしまうこともあります。

捨ててはいけないモノを捨ててしまったり、

取り返しのつかないことになる前に、まずは一度遺品整理業者に相談してみてはいかがでしょうか?

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