大阪でいらなくなった衣装ケースの処分・捨て方

衣装ケースは何ごみで処分すれば良いのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

一般的なプラスチック製のほかにもダンボール製や布製などもあり、材質によって処分方法を変える必要があるからです。今回は大阪での衣装ケースの処分方法について、材質ごとに詳しく紹介していきます。

衣装ケースは素材によって適した処分方法がある

あなたが処分したい衣装ケースはどんな材質のものでしょうか。素材によって、廃棄方法が異なる点に注意しないと回収業者が回収できないまま放置されたり、そのまま通りすがりの人に拾われてしまう可能性もあります。

①ダンボール製の衣装ケース

軽くて扱いやすいメリットがありますが、虫がつきやすく湿気に弱いというデメリットも。不要になったときは、簡単に分解してダンボールとして処分することが可能です。

大阪市では、ダンボールは古紙回収の対象です。極度に汚れている場合は古紙回収の対象外となりますので、細かくして普通ごみとして捨てることになるでしょう。ダンボールを捨てる時は貼ってあるラベルやテープなどを剥がし、ある程度折りたたんでからひもで束ねます。そしてほかの種類の紙類と混ぜてはいけません。

決められた収集日の午前9時までに収集場所へ出しましょう。雨の日でも収集は行われます。

②プラスチック製の衣装ケース

衣装ケースでもっとも一般的なのは、プラスチックでできているものでしょう。

それなりに軽くて移動しやすく、強度があるので積み重ねることも可能です。紙製と違って虫がつく心配はありませんが、通気性が悪いというデメリットも。

大阪市では1辺が30cm以上のものは、粗大ごみで出すように決められています。事前に「粗大ごみ収集受付センター」へ電話かネットから申し込みをしましょう。収集日までに、「粗大ごみ処理手数料券」を郵便局やスーパー、コンビニなどの取扱店で購入します。ちなみに、衣装ケースの手数料は200円です。

収集日には処分する衣装ケースに収集券を貼り、自宅前に出しておきます。午前9時までに出す必要がありますが、早く出しすぎると不法投棄とみられてしまうので避けましょう。

また、プラスチック製の衣装ケースはのこぎりで切断すると、大阪市では普通ごみとして出すことができます。切断した衣装ケースは、まとめて45L程度のごみ袋に入れてから収集場所へ出しましょう。切断に使うのこぎりは、刃渡りが15cm程度の小さなもので十分。薄いプラスチック製の衣装ケースの場合は切断面の両脇をほかの人に押さえていてもらうと、ストレスなく作業ができます。

④布や不織布製の衣装ケース

通気性が良いうえに洗濯も可能なこと、軽くて持ち運びやすいのがメリット。防虫効果のある生地を使った衣装ケースも登場しています。ですが積み上げていくことはできないので、スペース効率を考えるとオープンラックと併用するのが良いでしょう。

処分する際は折りたたんでごみ袋へ入れれば、大阪市では普通ごみとして捨てられます。

不要になった衣装ケースで物資支援

不要な衣装ケースを集め、海外の途上国へ物資支援をしている団体があります。リユースや再資源化で得た収益は、ほかのNGOや基金などの団体へ募金支援を行っています。

衣装ケースだけでなく、衣類や寝具、ぬいぐるみなどの支援物資も受け付けているので、ケースに詰めて一緒に送ることをおすすめします。梱包ができたらサイトの申し込みフォームへ必要事項を記入し、佐川急便か郵便局の集荷を依頼してみましょう。

また、料金は縦×横×奥行の3辺の合計が120cmまでで2,400円、160cmまでで3,700円です。処分だけを考えると割高となりますが、ただ捨てるのは忍びないと考える方や、国際支援を考えている方などは検討してください。

衣装ケースは不用品回収業者に処分を依頼!

衣装ケースを速やかに処分したい方や、大きく丈夫な衣装ケースを大量に処分する必要がある方は、不用品回収業者が便利です。

粗大ごみのように回収日が決められてしまうことはなく、希望日に加えて夜間などでも柔軟に対応してもらうことができます。大きな衣装ケースを分解する必要もありませんし、衣装ケースの中に不要な衣類が詰まっているような場合に、そのまま処分してもらうことも。不用品回収業者には、衣装ケースを1点から数点だけお願いするよりも、軽トラ1台分などある程度まとめた方が結局は割安になるでしょう。

衣装ケースは適切な方法を選んで処分しよう

衣装ケースは材質により、適した処分方法が異なる点に気をつけなければなりません。

不法投棄とならないよう、自治体のホームページ等で確認してから処分しましょう。捨てるのはもったいないと考える方は、国際支援を行っている団体に送ることも検討してみてはいかがでしょうか。不用品回収業者に依頼すれば、速やかに回収してもらうことが可能です。ほかにも大量の処分品が家に眠っているという方は、業者でまとめて処分するのもおすすめです。

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