大阪でいらなくなったガスコンロの処分・捨て方

使っているガスコンロが寿命なのか、いつ処分すべきなのか迷っている方に向けて、今回は、大坂でのガスコンロの処分方法をまとめてご紹介します。ガスコンロの寿命のサインや処分時に気をつけるべきことに加え、おすすめの処分方法も取り上げていますので、ぜひ参考にしてください。

ガスコンロの寿命はどのくらい?

ガスコンロの寿命は、一般的には10年ほどといわれています。使い始めてから10年未満であっても、以下のようなサインがある場合は処分を検討しましょう。

▼点火時の不良

点火の時にいつもと違う音を発するようになったときは、故障してるかも?のサインです。電池交換をしても治らないのであれば、処分した方が良いでしょう。また、点火後すぐに火が消えてしまうときは立ち消え安全装置を掃除してみます。それでも症状が改善しなければ、やはり故障の可能性が高いといえます。

▼ガス燃焼時の不良

ガスコンロの炎がオレンジや黄色の場合は不完全燃焼している状態のため、バーナーキャップを掃除してみます。それでも完全燃焼の青色の炎にならないのであれば、故障しているかもしれません。 

使用時にガス臭いときは、ガスが漏れている可能性があります。危険な状態ですから、この場合も処分することをおすすめします。

2008年以前に製造されたガスコンロは安全性に難あり。

2008年からガスコンロの規制が変わり、製造日が2008年4月以降のものでなければ販売が禁止されています

安全装置「Siセンサー」の搭載が義務付けられ、いわゆる天ぷら火災などのガスコンロ火災の原因を減らすことができるようになりました。そのため、2008年以前のガスコンロをお持ちなのであれば、安全面を考慮すると新しいものと入れ替えるのが望ましいです。あわせて、不要になったからと2008年製造以前のガスコンロを人に譲るようなこともおすすめできません。

「Siセンサー」のついたガスコンロとは?

2009年以降に製造されたガスコンロに対して設置が義務付けられた「Siセンサー」とは何なのでしょうか?

「Siセンサーコンロ」には、法律でガスコンロに設置が義務付けられた安全装置に加え、早切れ防止機能・消し忘れ消化機能を追加。便利機能としては、油温度調節機能や自炊機能を追加したガスコンロの事を指します。

・油温度調整機能・・・ガスコンロの強火・弱火を繰り返して揚げ物に最適な温度をキープする機能。

・自動炊飯機能・・・自動で火加減を調節し、ご飯を焚くのに最適な状態を保ってくれる機能。

・早切れ防止機能・・・なべ底の温度上昇センサーによる頻繁なガスの供給ストップを防ぐ機能。

・コンロ・グリル消し忘れ消火機能・・・ガスコンロを一定時間で自動消火し、万一の消し忘れを防止する機能。

・立ち消え安全装置・・・噴きこぼれによってガスコンロの火が消えると、それを感知して自動的にガスの供給を止める機能。

・調理油過熱防止装置・・・なべ底の異常な温度上昇を感知し、自動でガスコンロの火を消す機能。

ガスコンロの処分のときに気をつけるべきことは?

処分のためにガスコンロを外すときは、まずはガスの元栓が閉まっているかを確認してください。

元栓が開いているとガス漏れを起こし、引火すると火事の原因となってしまいます。次にコンロに接続しているガスホースを外し、引火を防ぐためにホース内のガスを抜いておきましょう。

ガスコンロの処分方法その1:買取専門店やリサイクルショップに売却

製造から5年以内で、パロマやノーリツ、リンナイなどの大手メーカー製のガスコンロであれば、買取専門店やリサイクルショップなどで売却できます。また、ガスコンロにはLP(プロパン)ガス用と都市ガス用とがあり、業者によってはどちらかしか受け付けていないこともありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

ガスコンロを査定に出す前には、付着している油汚れをきれいにしておきましょう。普段見えづらい部分も汚れていることが多いので、隅々まで

除します。

ガスコンロの処分方法その2:粗大ごみとして処分する

大阪市では、1辺が30cm以上あるものは粗大ごみと決められています。卓上用の1口コンロ以外のガスコンロは、粗大ごみとして処分しましょう。処分すると決めたら、まずは市へ粗大ごみ回収の申し込みをします。回収日は日曜祝日以外で指定されますが(1か月以降であればこちらで指定可能)、3月の引っ越しシーズンなどは混み合いますので、早めに申し込むのをおすすめします。

回収日までには、郵便局やコンビニ、スーパーなどで「粗大ごみ処理手数料券」を購入しておきましょう。大阪市のガスコンロの処分料金は400円です。粗大ごみの回収日にはガスコンロに手数料券を目立つように貼り、朝9時までには自宅前に出しておきます。また、車でガスコンロを運ぶことができるのなら、大阪市のごみ処理施設に直接持ち込む方がお得に処分可能です。持ち込む前には、前日までにお住まいの区を担当する処理施設に予約が必要です。ガスコンロのような家庭系ごみは、火曜から金曜に受入可能となっています。

ガスコンロの処分方法その3:不用品回収業者に依頼する

急な引っ越しなどで、急いでガスコンロを処分したいときは、不用品回収業者を利用してみてはいかがでしょうか。古く廃棄したいガスコンロを引き受けてくれるだけでなく、新しいガスコンロは査定の上買い取ってくれる業者もあります。

自分から買取店や処分場所まで持っていけない方にとっては、自宅まで回収に来てくれる不用品回収業者は便利でしょう。一方、ガスコンロだけでは回収料金が高額となってしまうのがデメリットではあります。

ガスコンロの処分も不用品回収業者におまかせ!

ガスコンロの耐用年数は10年ほどで、2008年以前に製造されたガスコンロは安全性にも不安があります。 大阪で廃棄する場合は、粗大ごみとして捨てることとなります。不用品回収業者と比較して、便利に処分することも検討してみてはいかがでしょうか。

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