50代から始める終活。断捨離行う上で必要な4つのポイント。

終活とは、自分の人生が終わるときについて考えたり、行動を起こしたりすることをいいます。 より良い終わりの迎え方に向き合うことで、今どう生きるべきかを考えることができるでしょう。

終活として身辺整理をする人も多く、所持品の中から不要なものを処分する「断捨離」は、50代の方にこそおすすめします。

50代は、育てていた子どもが独り立ちし、家を出て行く人が多い世代です。これから夫婦2人の暮らしを迎えるのをきっかけとすれば、断捨離にも取り組みやすくなるのではないでしょうか。今回のブログでは、終活を始めるポイントと、断捨離ではどんなことをしたらいいのかを4つのポイントにまとめました。

1. 50代の断捨離のポイント① からだが動くうちに始めよう

断捨離をするなら、60代以降に比べからだが動く50代のうちをおすすめします。ものを捨てるという行為は、体力とともに気力も必要です。多くの所有物に対して必要、不要を判断し、不用品を処分するのはなかなか大変なことなのです。もしかしたらの突然死のリスクも、年を重ねればそれだけ増えていくでしょう。いつ何が起こるかわからないと考えて終活を始めるのも、十分な理由といえるのではないでしょうか。

2. 50代の断捨離のポイント② 普段使っていないものから整理を

断捨離を始めるときは普段使っているものは避け、押入れや倉庫の中などしまい込んだままのところから始めると良いでしょう。何十年もしまい込んだまま、全く使っていないようなものはないでしょうか?もしくは若い頃は使っていたけれど、今使うのはそぐわないようなものや、使えるけれども今は他のものを使っているようなこともあるかもしれませんね。

断捨離のときは、「丸1年使わなかったものは処分する」などと基準を決めてしまうと、迷わずに作業を進めることができます。

子どもや孫のためにとっておこうと考えたものがあるときは、押入れの中にとっておくのではなく、相手に確認して譲るか処分するかを決めてしまいましょう。そして家電品など、使えるものなのにと捨てることを躊躇してしまうものは、リサイクルショップに引き取ってもらったり、引き取り手を探したりしてみてはいかがでしょうか。

3. 50代の断捨離のポイント③ ジャンル別または部屋別に整理しよう

断捨離をするときは、今日は本だけ、家電だけなどとジャンル別に行う方法と今日は物置だけ、などと部屋別に行う方法があります。 ジャンル別に断捨離するときは、該当のものをいったん全て1か所に集めてから、要るものと要らないものとを選別していきましょう。まとまった時間が取れる方や、体力に自信がある方におすすめの方法です。

部屋別に断捨離するときは、部屋に整理場所と不用品入れを設定し、仕分けしながら入れていきます。部屋ごとでも億劫になってしまうような量があるときは、引き出し1つだけなどと整理場所を細分化してみましょう。短い時間でも片付けしていることを実感できるので、仕事を持っているなどで、断捨離の時間が細切れにしか取れない方に向いているでしょう。

4. 50代の断捨離のポイント④ 何日かに分けて少しづつ片付けを

30年くらい同じ家に住んでいる方などでは、どこに何をしまい込んでいるのか忘れてしまっていたり、使っていなかったものが思った以上に多くあったりするのではないでしょうか。 1日で片付けを終わらせようとするのは、体力に自信のある方にとっても大変です。自分だけでは不要かどうか判断しかねるものが出てきた場合は、そこで手が止まってしまうこともあります。 断捨離を始めようと考えるならば、数日から数か月単位の長期計画で取り組まれることをおすすめします。仕事の休みの日を利用するなどしながら、少しづつ進めていきましょう。

5. 50代の断捨離で注意すべき点は?

自分のものではなく、パートナーや他の家族のものを処分しようとするときは、必ず了解を得るようにしましょう。あなたにとっては明らかに不要に見えるものでも、持ち主にとっては思い出があったり、理由があって必要としているものかもしれません。パートナーの片方だけがシンプルライフにこだわりすぎるあまり、勝手にものを捨てすぎてしまうようなことも逆効果となるでしょう。断捨離は、あくまでもこれからを暮らしやすくするための作業です。夫婦2人にとって、先の人生をより良く過ごすにはどうすれば良いのかを考えつつ、断捨離を進めていきましょう。  

捨てるだけが“断捨離”ではない!

断捨離の基本は“捨てるところ”からですよね。しかしながら、いろんな方の遺品整理や断捨離も含む終活の相談に乗っていると、「断捨離は捨てたら終わり」だと思っている方が非常に多いんです。断捨離は、いらないものを捨てて、残ったものを整理整頓して、よりスッキリと、使いやすくまとめ上げるところまでが一連の流れになります。ここでは、不用品を捨てた後には何をしたらいいのかを簡単にまとめました。

①服やアクセサリーなどの小物はお揃いの入れ物に統一させてから収納する

②不要なカップやお皿等は数を減らしてスッキリとさせる

③「家の中にいる人数分だけ残す」ことを意識する

こうすることで、家の中の物はぐっと少なくなり、欲しい時に欲しいものを出せる、使い勝手もグッと良くなります。ここでは詳しい収納方法までは書きませんが、他の断捨離ブログや終活ブログを覗いて参考にしてみても良いかもしれませんね。

自分で断捨離が難しい方は不用品回収業者にお任せしよう!

 何らかの理由で急に引っ越す必要が出た方や、あまりにも片付けるものが多すぎて自分だけでは断捨離が難しい方は、不用品回収業者に断捨離をお願いしてみてはいかがでしょうか。 不用品回収業者は、処分するものをまとめて持っていくだけの業者ではありません。要るものと要らないものとを分別してくれ、速やかに不用品を運び出したあとには片付けや掃除までを引き受ける業者もあります。 

多くの業者が無料で見積もりをとることができますので、

まずは不用品回収業者に断捨離の代行を相談してみましょう。