【保存版】遺品を断捨離が困難!親の遺品整理で困ったときは?

こんにちは!

大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、

関西エコクリーン代表のシゲです。

親の家の遺品整理をしようと思って色々調べ、

詳しい人にも相談し、色々準備を重ね、「いざ、遺品整理をしよう!」

と思って取り組んでみたのはいいものの、なかなか上手く断捨離ができず、思ったように遺品整理がすすまない。

今まで様々な方の遺品整理をお手伝いしてきた私ですが、

そのような相談をお受けすることは多々あります。

「遺品整理をするじかんがなかなか取れない。」

「亡くなった両親は遠くに住んでいたので、行くのが難しい。」

「家が広い上に物が多すぎてどこから手を付けたらいいのか分からない。」

など、原因は様々あるかと思いますが、

中でも多いもは、

「思い出の遺品はなかなか断捨離ことができない。」

といった相談です。

今日は、

思い出の遺品はなかなか断捨離ことができない・・・。

といった悩みをお持ちの方に、是非読んでいただきたい内容です。

どうしたら上手く遺品整理を出来るのか、上手くいかない原因は何なのか、

遺品整理を経験してきた方はどのようにして乗り切ったのか、遺品整理のプロが行っているコツ等をお話していきます。

1. なぜ、親の遺品は断捨離出来ないのか。

自分自身の親との別れは、ほとんどの方が経験する出来事です。

その場面になったとき、多く人は深い悲しみを感じますし、

人生で最も悲しい出来事かもしれません。

そのような状況の中、行わなければならない遺品整理。

私自身、近しい親族が亡くなって遺品整理を行ったこともあるのですが、

普段、仕事で行う遺品整理とは大きく差があり、今後使うことはないであろう日本筆を自宅に持ち帰ってきました。

自分の親族の遺品を整理することは、

普段から遺品整理を行っている者でさえやりきれない気持ちになります。

1.1. 心の整理、気持ちの整理が出来ていないから。

ご両親が亡くなったり、身近な親族が亡くなった時、すぐに気持ちの整理が付かない人がほとんどです。

余命宣告を受けていたとしても、なかなか心の整理はつけられるものではありません。

遺品に対して“もったいない”、“まだ使えそう”という感情より、

その遺品事態の思い出や込められた魂等の“こころ”の部分が断捨離出来ない原因になっています。

1.2.処分すべきものと残すものの区別が難しいから。

故人様の趣味の品や骨董品などは、詳しい人でなければ価値を判別することは難しいので、断捨離するべきかどうか判断しかねるものです。

また、貴金属や腕時計、ブランド品などは遺品分けの際にトラブルになってしまうこともあります。

そのようなものも、断捨離すべきかは慎重に判断しなければなりません。

1.3.遺品整理をする時間が取れない、遠方のため現地まで行くのが難しいから。

遺品整理をしなければいけない家屋が大きかったり、

物が多かったりすると、断捨離するのにも多くの時間が必要です。

「亡くなる前に遺品整理は済ませてあったのに、亡くなってみるとまだまだ物がたくさんあって…」

と相談を受けることもあります。

故人様の生前と後で状況が変わると、

行わなければいけない遺品整理の見え方も変わってきます。

遺品整理はそれほどまでに難しく、生前に断捨離をしておくことも簡単なことではありません。

また、仕事が忙しかったり、子育てをしなければいけない、

実家が遠方にあるなどの理由でがあると、移動するだけでもかなり大きな負担になること場合もあります。

日数に関しても一日で終わることはまずないため、

断捨離のハードルはさらに高くなります。

2.親の遺品を断捨離するための3つの手順。

なかなか思ったようにいかない“遺品整理”。

闇雲に行ってしまうと、

片付くどころかかえって状況をさらにごちゃごちゃしたものにしてしまうかもしれません。

ここでは、遺品整理を行う際の3つの手順をお伝えしていきます。

①「保管しておくもの」を選ぶ。

判断基準は“もう一度買いなおせるか”です。

例えば、旅行の思い出が詰まったアルバム、日ごろの日記、ハンドメイドの雑貨等、故人様の事を思い出すことができるものは“保管しておくもの”に分類します。

また、土地の権利証や有価証券等、再発行が難しいものもあるので、このあたりも保管しておきます。

②「形見分けや寄付するもの、売れるもの」を選ぶ。

故人様が生前に大切にしていたアクセサリー等の宝飾品や、特に印象に残ってる衣類は形見分け、まだ着られそうな衣類は寄付をすると、その衣類や故人様も喜ばれることでしょう。

また、ブランド物のバッグや衣類、着物、ゴルフ道具などは売却して換金することができます。

③残った物が「処分するもの」。

シャツや靴下などの下着、雑誌や古い書籍、破損してしまっているものなどは一旦全て“処分する物”として分類します。

遺品整理が一段落した段階で、この“処分する物の中に売却できるものはないか”を探します。

また、遺品整理で大切なのは“気持ちの切り替え”です。

思い出の品を捨てづらいとは思いますが、故人様が願っているのはあなたがいつまでも悲しんでることではなく、“気持ちを切り替えて前を向いて元気に過ごしていくこと”なのではないでしょうか。

3. 一人で悩まなくていい“遺品整理”。

初めてのことだらけで、不安な点、詰まる点が多い遺品整理。

遺品整理を行う多くの人が通る道であり、多くの人が不安を抱えています。

遺品整理業者は、そのような悩みのある方たちに代わって遺品整理を行なっています。

また、遺品整理を業者に依頼する手前の“見積もり”は無料で行っているところも多く、その際に分からない点、不安な点を質問することで、遺品整理のゴールが見えてくることもあります。

まずは一度、一人で悩む前に、遺品整理業者に見積もり依頼をするところから始めてみてはいかがでしょうか。