親の家を片付けたい時の費用はいくらかかる?

こんにちは!

大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、

関西エコクリーン代表のシゲです。

お正月やお盆休み等、

実家へ帰省すると毎回思うことがあります。

「親の家、散らかってるな。そろそろ片付けなきゃな。」

日頃、家財整理を業務として行っている訳ですが、

たまの帰省くらいゆっくりしたいし、実家をまるまる片付けるなんてとてもじゃないけど面倒です。

とはいえ親も高齢で、一人で家の片づけを出来る年齢でもありません。

実際に私のような境遇の方は多く、

「親の実家を片付けなきゃいけないとは思っているけど…時間的、親の体力的に厳しい!」

という声はよく耳にします。

そこで今回は、自分でやるには面倒くさく、その上体力的にも時間的にも厳しい

“親の家の片づけ”を業者に依頼したら費用はいくらかかるのか?

をまとめました。

実家に帰省するたびに

“片付け”の3文字が頭に浮かんでるあなたは必見の内容ですよ。

1.親の家を片付けたい! 費用はいくらかかるの?

まずはじめに、

家の大規模清掃を業者に依頼するといくらかかるのかをざっくりまとめました。

業者が行う遺品整理の費用

作業人数

作業時間

1DK

33,000円~110,000円

2~3名

2~4時間

1LDK~2DK

88,000円~220,000円

2~5名

2~6時間

2LDK~3DK

132,000円~275,000円

2~7名

2~10時間

3LDK~4DK

187,000円~330,000円

2~10名

5~15時間

市営・都営住宅

220,000円~495,000円

2~10名

5~15時間以上

一般的な戸建て

330,000円~880,000円

2~10名

5~15時間以上

作業人数や作業時間、費用に大きな開きがあるのは、

作業対象の家屋や部屋の状態にばらつきがあるからです。

当然、元々整理整頓されている家屋の片付けを行う場合は

作業人数も時間も、費用も少なくなります。

逆に、物で溢れかえっていたり、

長い間放置されていたり、特殊な清掃が必要な場合は費用も高額になります。

2.“親の家を片付け”を業者に依頼したい…でもちょっと待って!

「親の家の片づけを業者に依頼するときの相場は分かった。そしたら早速業者に連絡して見積もり依頼を出そうかな。」

と思うのは少し早いです。

業者に親の家の片づけを依頼するにしてもまず、

現状がどんな状態なのか把握する必要があり、

それをすることで業者へも伝えやすくなります。

業者に依頼すると自分で行うよりは費用もかかってしまうので、

現状を把握することで部分的に業者に依頼するのか、大半の部分を任せるのかの見通しも立てられ、

費用を抑えることにもつながります。

まずは、自分の親の家がどのような状態なのか確認してみましょう。

2.1.物は少なく、整理整頓されている場合

まずは部屋全体を見渡してみて、整理整頓されているのかを見ます。

キッチンやお風呂などの水回り、リビングや寝室が整理整頓されていれば綺麗な状態と言えます。

片付けなけらばならないのはクローゼットや押し入れ、納屋などにある不用品です。

各場所を確認し、どのくらい不要なものが出そうなのかを見ていきます。

家財整理業者は、人が住居としている部屋以外にも倉庫や庭の片付けも行ってくれます。

状況によっては相談してみるのもいいかもしれません。

2.2.足の踏み場もないくらい物で溢れている場合

家屋の中や庭などを見てみてかなり物が多く、足の踏み場もないような状態だと、整理に要する人数も多くなり、費用も多くかかります。

また、ゴミで溢れた家屋、いわゆる“ゴミ屋敷”の場合は持ち主自身やご遺族様のみで整理を行うことは非常に困難です。

専門業者に任せたほうがいいと言えます。

3.親の家の片付けを専門業者に任せた方がいい場合。

上記に上げた“足の踏み場が無いくらい物で溢れかえっている場合”の他にも、

実家の片づけを専門業者に任せた方がいい場合もあります。

3.1.両親が高齢で自身だけで片付けるのが困難な場合

いくら整理整頓された家でも、物億の奥深くや高所に物を収納している場合は移動が困難になります。

ご自身で整理している最中の落下事故などを防ぐためにも、業者に依頼した方が安全といえます。

3.2.自分の住居と両親の住居が遠距離な場合

あなたとご両親の住む家が遠く離れている場合、片付けだけのために何度も帰省するのは簡単なことではありません。

実際片づけを始めてみると、一回ではなかなか思うように片付かず、

2回目3回目と、回数を重ねなくてはならなくなることも少なくありません。

そういう場合は、帰省中に業者を呼んで整理を依頼し、集中的に片付けることも効果的です。

3.3.片付けてもすぐにまた元通り物が散乱してしまう場合

高齢になるとどうしても弱ってくるのは足腰です。

寝床から起き上がることが困難になったり、ゴミ出しの行為自体が困難になってきます。

そうすると、日常生活のゴミは室内にどんどんたまり、衛生的にも問題のある状態になってきます。

そうなる前に、定期的に業者に依頼し、清潔な状態を保つことも必要です。

3.4.専門業者の特殊技術による清掃が必要な場合

長い間人が住んでいなかったり、一人暮らしの場合は

専門的な清掃を行う業者に依頼する他ありません。

まずは人が踏み入れられる状態まで原状回復を行ったうえで、

自分自身でできるところまで片づけを行いましょう。

4.業者に依頼する片付け費用を抑える方法

「親の家は片付けなきゃと思っているけど、自分自身で行うのは厳しいし、費用もそんなにかけられない!」

という方は多いかと思います。

そういう場合は、

・買取に出せるものは買取に出す

・なるべく自分自身で片付けてから業者に依頼を行う

・複数の会社から見積を貰う

といったことで費用を抑えられます。

まずは片付けたい家屋の現状を把握し、どうしたいかのゴールを決め、専門的な知識を持った業者に相談してみてはいかがでしょうか。