こんにちは!
大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、
関西エコクリーン代表のシゲです。
遺品整理って、多くの時間がかかりそうだし、重いものを運ばなきゃならなそうだし…
ついつい後回しになってりまいがちですよね。
そしていざ、遺品整理が必要な場面になると、遺品整理会社に頼むのか、自分自身で行うのかを選択することになるのですが、遺品整理会社に頼むとなると、様々な心配事がありますよね。
・遺品整理会社のサービスはどこからどこまでやってくれるの?
・プライベートに踏み込まれるみたいでなんだか気が進まないなぁ…
・いくら遺品整理会社だからといって、こんなことまで頼むのは気が引ける。
等々…
そこで今回は、遺品整理会社が行ってる具体的なサービス内容をお伝えしていきます。
遺品整理を自分自身で行うのか、遺品整理会社に頼むのか、迷ってる方は参考にしていただければと思います!
遺品整理会社って?具体的な内容やサービスの範囲。
“遺品”は単なる“モノ”ではない。
遺品とは何なのでしょうか?
私が遺品整理を行っていくうえで常に念頭に置いていることは、
“遺品は依頼者様と亡くなられた方を結んでいる見えない糸”
だということです。
依頼された家の中にある“不用品”と“遺品”を仕分け、依頼者様の心の整理がきちんと行われた状態まで持っていくこと。
それが、遺品整理会社の務めだと思っています。
近年では“遺品整理会社”を名乗る引越し会社や、清掃会社も増えてきましたが、そういった会社と遺品整理会社の決定的な違いは、“遺品をモノとしか扱わないか、きちんと遺品として扱うのか”です。
遺品整理会社は、遺品をきちんと“依頼者様と亡くなられた方を結んでいる見えない糸”だと区別したうえで業務を進めていきます。
また、実際に遺品整理に入る前には、貴重品や書類などと一緒に、思い出の品はお持ち帰りすることができます。
遺品整理をしていると、中から大変貴重な品が出てくることもあり、その際はご依頼者様の合意のもと、買取やオークションなどで換金してくれる遺品整理会社もあります。
“大切な品”を丁寧に見極めていく。
依頼者様と故人様が別々に暮らしていると、どれが故人様の思い出の品なのか分からないこともあります。
そこで遺品整理会社は、遺品整理をしていく中で、大切にしまわれた骨董品があれば、「骨董が趣味だったんだな」、剣山や花瓶などがあれば、「生け花が趣味だったんだな」と、故人様が思い入れがあったであろう“遺品”を推測しながら選んでいきます。
そのようなものは、依頼者様に確認していただき、引き取りのご要望があればお渡しさせて頂きます。
遺品整理の仕事はただ単に家の中を綺麗にすることを目標で行うのではなく、部屋の中を整理し、整頓していく中で“依頼者様と故人様をつなぐ糸”を探し、依頼者様の心の整理もしていきます。
どんな時に遺品整理会社へ依頼するの?
遺品整理会社へ依頼する方は大きく分けて3つです。
故人様の死後に遺品整理をする場合。
故人様と依頼者様が別々に暮らしていた場合です。
そのうえ遠方だったり、一戸建てや部屋数が多いなど、
ご遺族様だけでの遺品整理がむつかしい場合、遺品整理会社に依頼します。
プロによる清掃が必要な場合。
孤独死、事件等々、故人様の発見が遅れた場合です。
血痕や腐敗によって人が住めない状態になってしまった部屋の中はプロによる清掃ではないと原状回復がむつかしいです。
その際は依頼者様自身で遺品整理を行うのが厳しいため、遺品整理会社に依頼されることが多いです。
ご自身で「この家に住むの自分が最後だ」と、遺品整理される場合。
ご家族が遠方に住んでいたり、身寄りがなく、おひとりで住まれている場合です。
ご自身の死後に家具や骨董、家そのものの処分について考え、生前から遺品整理会社に依頼される方も増えてきています。
遺品整理の手順
遺品整理はまず、部屋の状態や一つ一つの品物見ることから始めます。
形見として残しておくもの、相続すべきもの、自分たちで再利用出来るものを残しつつ、
部屋全体を見回してイメージを作っていきます。
作業の順番
実際に作業に移るには以下の順番で行っていきます。
1:金品など、相続するのに価値があるものを探す。
2:故人様の形見等、ご遺族様で分けるものを探す。
3:自分たちで再利用できるものを選別する。
故人様の形見は故人様の友人や親戚に、故人様が愛用していたものなどを、思い出の共有のために渡すものです。
また、宝石類などあまり高価なものは贈与税の対象になる場合がありますので、形見分けをしない方がいい場合もあります。また、ラッピングの必要はありません。
遺品整理会社に相談するのはこの段階でも大丈夫なのですが、心配がある場合は、ご自身で納得のいくまで部屋を片付けられた後でも問題ありません。
遺品整理会社は“依頼者様の心を整理する会社”。
“遺品整理”と一言にいってもどこから手を付けたらいいのか分からないほど広い家を一から整理するのはとても難しく、
多くの人手が必要な重いものを持たなくてはならない場合も多々あります。目途が立たないままとりあえず始める遺品整理は途方もない作業です。
一度、近所の遺品整理業者に、見積もり依頼をし、プロの力での“遺品整理”を検討してみてはいかがでしょうか。