遺品整理をした際の買取額はいくらになるの?大体の目安と相場。

こんにちは!

大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、

関西エコクリーン代表のシゲです。

遺品整理を業者に頼むと、かかる費用も少なくないイメージですよね。

実際に遺品整理業者の相場を見てみると、3LDKで18万円程と、決して安くはない金額です。

そこで、弊社に依頼されるお客様へ提案しているのは、

「遺品整理をした際に一緒にお金に換えられるものは売却しませんか?」

といったご提案です。

今日はそんな、“遺品買取時の物件の広さと金額の目安”をお伝えしていきます。

実際に遺品整理を業者に頼むときの目安にして頂ければと思います。

遺品整理をした際の買取額はいくらになるの?大体の目安と相場。

遺品整理を行う故人様がある程度余裕のある暮らしをされていたり、その逆であったりと、遺品整理をする物件の広さに関わらず、金額には違いが出てくるのですが、今回は大まかな目安を事例を交えてお伝えできればと思います。

 

①戸建て 4LDKを丸ごと、遺品整理された場合

一戸建てである4LDKの故人様のご実家を丸ごと遺品整理されたAさんの場合。

 遺品整理費用…23万円

 遺品売却で戻ってきたお金…19.8万円

 実際のお支払額…3.2万円

②3LDKのマンションを2部屋、遺品整理された場合

マンションの一室でのある3LDKの故人様のご実家を2部屋、遺品整理されたBさんの場合。

 遺品整理費用…7万円

 遺品売却で戻ってきたお金…4.5万円

 実際のお支払額…2.5万円

③戸建て 5LDKを丸ごと、遺品整理された場合

一戸建てである5LDKの故人様のご実家を丸ごと遺品整理されたCさんの場合。

 遺品整理費用…29万円

 遺品売却で戻ってきたお金…34.8万円

 実際お手元に残った金額…4.8万円

これは一例であり、勿論、故人がどんな暮らしをされていたのかというところが、実際にお支払いいただく金額や、手もとに残る金額を大きく左右します。ですが、弊社のご依頼者様で多いのは、遺品整理費用の2/3以上が、遺品売却の際に戻って来ています

 

遺品整理の際にお金になりやすいもの一覧

遺品整理を業者に依頼し、少しでも費用を抑えようと思ったら、本当に大切な形見の品のみを手元に残しておき、残った遺品は全て売却してしまうことも

視野に入れても良いかもしれません。

ここでは、遺品整理の際に高く売却できるものを一覧にまとめました。

遺品整理の際の買取額が高いモノ一覧

 

①時計

相場:10万円~数100万円

有名ブランドの高級時計は、十万円以上の値がつくこともあります。

特にロレックスは価値が下がりにくく、

人気のシリーズは百万円を超える買取金額になることもあります。

②着物

相場:10,000円~60,000円

着物は「リサイクル衣類」として売りに出してしまうと数100円~数1000円程度の金額ですが、織られた年代や作家、素材によっては査定額が大きく付くことがあります。

名前が有名な織物で、伝統工芸品に近い着物は美術品としての価値も高く、買取額も高額になる可能性があります。

 

③貴金属

相場:20,000円~250,000円

ブローチや指輪などのアクセサリーやなどの貴金属は買取価格も高額になります。また、時計でも「オメガ」として査定に出すのか、「貴金属」として査定に出すのかで査定額に大きな差が出る場合もあります。

④金

相場:1gあたり4,000円~5,000円

金はそのものに価値があり、高額な値段も安定して付く品です。

グラム数やその時の時価相場によって買取金額が変わります。

 

⑤家具家電

相場:数100円~30,000円程度

民芸タンスなどは需要が高く、査定額も高額になることが多いです。

家電は購入から2~4年程度であれば換金できる可能性は高いです。

また、大手家電メーカーの商品は売れることも多いですが、元々の定価が安価なものは買取金額も低めです。

 

⑥カメラ

相場:3,000円~30,000円

デジタル一眼レフカメラなどはもともとの定価も高く、中古商品であっても高い需要のある商品です。

安い価格帯のもので数千円程度、プロが使うような仕様のモデルは数万円など、性能によって買取価格が変わります。

キャノンやニコンのデジタル一眼レフは特に高額で買取されており、人気の物であれば40万円近くの査定額が付くこともあります。

 

⑦洋酒、日本酒

相場:日本酒…1,000円~12,000円前後

ブランデー…1,000円程度~数万円、数10万円など

古酒であったり、元々の価格が高額なものは、コレクターも多く査定も高額にになる可能性があります。

ボトルの状態、箱付の有無や、メーカーや生産年、希少価値によって価格に差があります。バカラボトルのブランデーのなどは特に人気が高く、状態によって20,000円以上、「ルイ13世」なら30万円以上の値段が付くこともあります。

⑧将棋盤

相場:1,000円~8,000円程度

直方体の将棋版や囲碁版がある場合は査定に出すと高額が付く場合も多いです。

木の素材や木目等にもよりますが、ものによっては数万円の査定額がつくことも少なくありません。

また、駒の作家や木の素材、駒のランクも買取価格に影響します。

 

⑨ゴルフ用品

相場:600円~50,000円程度

ゴルフ用品は、もともとの定価が高額なものが多いので、査定額がもある程度まで付くことが多いです。

特に「XXIO(ゼクシオ)」というブランドのゴルフ用品は古いものでも価値が下がりにくいという特徴があり、ゴルフショップでは高額で買取されています。

また、木製のヘッドクラブは骨董品としての価値もあり、高額で取引されています。

 

⑩勲章

相場:300円~30万円程度

勲章は歴史的にも価値があったり、美術的な見た目のあるものは人気があり、査定も高額になることがあります。

上位階級の勲章や、コレクターの多い品目で希少価値の高いものはより高額になる傾向にあります。

また、ヨーロッパの勲章は比較的人気が高く、特に騎士団系の勲章はコレクターが多く、評価も高いです。

⑪パソコン、スマホ

相場:2,000円~35,000円程度

パソコンやスマホなどのデジタル機器は需要が高い商品で、最新の機種など、新しいものになるにしたがって買取価格は高額になります。

特にApple社製品は人気が高く、古いものでも数万円の価格が付くことがあります。

大まかに“総額いくらかかるか”を計算してみましょう。

遺品整理をご依頼いただいた依頼者様がよく口にされるのは、「思っていたよりも安い金額だった」ということです。

総額は大まかにいくらくらいになるのかを計算してみると、意外と少ない金額と少ない労力で遺品整理をすることが出来るかもしれません。

まずは一度、見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか。