いらなくなった洗濯機を処分する正しい4つの方法

いらなくなった洗濯機・衣類乾燥機の正しい処分方法はご存知ですか？

そして処分方法によってどれくらいの費用がかかるのかも、気になるところではないでしょうか。

今回の記事では、大阪で洗濯機を処分する際の方法と費用の相場をまとめました。ぜひ参考にしてください。

洗濯機は家電リサイクル法の対象品目

家電リサイクル法とは、家庭などから処分された家電製品をリサイクルし、埋め立てごみの減量と、有用な資源の再利用とを目的としています。テレビとエアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目が対象とされ、小売業者と製造業者にもリサイクルのための役割を義務付けています。

家電リサイクル法の対象品目である洗濯機は粗大ごみで捨てることはできず、処分時にはリサイクル料金を支払わなければなりません。リサイクル料金はメーカーにより異なりますが、パナソニックの洗濯機・衣類乾燥機では2,300円（税別）となっています。

洗濯機のメーカーごとのリサイクル料金は、以下のサイトで確認することが可能です。

【一般財団法人家電製品協会　家電リサイクル券センター｜再商品化等料金一覧（家電リサイクル料金）】

新しい洗濯機を購入し、前に使っていた洗濯機を処分する場合は、購入した家電販売店に引き取ってもらうとスムーズに処分できるでしょう。

また、家電販売店には過去に販売した洗濯機を引き取る義務がありますし、多くの家電量販店では、購入が伴わない場合でも洗濯機の処分のみをお願いすることも可能です。

自分で処分する洗濯機を持ち込むのではなく、販売店に引き取りに来てもらう場合は前述のリサイクル料金に加え、引取料金が必要です。洗濯機のリサイクル料金と引取料金とを合算すると、5,000円〜10,000円ほどが相場です。

処分したい洗濯機の購入店が不明で、近くに家電販売店がない場合は「指定引取場所」に依頼することができます。

大阪市の公式ホームページにも、指定引取場所の利用案内が記載されているので、確認してみましょう。

【大阪市ホームページ｜家電リサイクル法対象品目の出し方】

まずは郵便局にある「家電リサイクル券」に必要事項を書き、リサイクル料金を振り込みます。その後、指定引取場所まで処分する洗濯機と、家電リサイクル券とを一緒に持ち込みましょう。

車が手配できないなどで自力搬入ができない場合は、指定引取場所に依頼すれば取りに来てもらうことも可能です。その場合も、リサイクル料金と引取料金とで5,000円から1万円ほどを見積もっておきましょう。指定引取場所は、以下のホームページで検索することができます。

【一般財団法人家電製品協会　家電リサイクル券センター｜指定引取場所検索】

製造年から5年以内の洗濯機であれば、家電買取店に売却できる可能性があります。見た目に大きな傷がなく、問題なく動作するかどうか、付属品が全て揃っているかどうかを確認し、問題がなければ買取店に掛け合ってみましょう。

縦型洗濯機の買取相場は無料引取から10,000円です。さらに乾燥機能がついていると買取金額がアップします。

3,0ドラム式の方が人気のため買取額は高くなる傾向にあり、1,000円〜30,000円が相場です。高額査定には輸送用ボルトがあるかどうかがポイントになりますので、大切に残しておくことをおすすめします。

比較的きれいな洗濯機を処分する場合、手間をかけることができるのならフリマアプリやネットオークションで引き取り手を探す方法もあります。

取引が成立するまでに日数がかかる可能性があること、機械のため配送に気を遣う必要があることがデメリットではありますが、上手く売却できれば処分料を払わずに済ませることができるでしょう。

不用品回収業者に洗濯機の処分のみを依頼すると、8,000円から10,000円ほどが相場です。ほかの選択肢と比較して割高になる場合がほとんどですが、自分の都合に合わせて素早く回収してもらえるメリットもあります。

また大阪の不用品回収業者では、軽トラ1台分の不用品処分で15,000円ほどのところもあります。洗濯機に加え、1部屋分程度の不用品をまとめて処分することも検討してみてはいかがでしょうか。

洗濯機は家電リサイクル法の対象となっているため、リサイクル料金を払って正しい方法で処分しなければなりません。不法投棄とならないよう、自分に合った方法を選択しましょう。

不用品回収業者を利用すれば、手間なく洗濯機の処分が完了します。

ついでにほかの不用品も処分し、お得に家の中をすっきりとさせましょう。