冷蔵庫を処分して欲しい！大阪で簡単に処分するには？

こんにちは！

大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、関西エコクリーン代表の竹中です。

遺品整理や大掃除等の家の片づけを行っていると、処分に困るものが出てきますよね。特に、大型家電である冷蔵庫やテレビ、洗濯機など、普段は処分しないものを処分しなければならない場面になった時に、どうしていいのか分からずに困ってしまう方がたくさんいらっしゃいます。

今日はそんな、多くの方が困ってしまう「冷蔵庫の処分方法」についてお伝えしていきます。大阪ではどのように冷蔵庫を処分しなければならないのか、行政のルールはあるのか、また、簡単に処分する方法などもお伝えできればと思います。

大阪で冷蔵庫を処分する方法とは？

冷蔵庫は、テレビや洗濯機、エアコンと並ぶリサイクル法の対象商品であることを念頭に入れておかなければなりません。

そのため、処分するには粗大ゴミとして回収してもらうのではなく、リサイクル料金を支払ったうえで引き取り処分をして貰う必要があります。

リサイクル法とは、“特定家庭用機器再商品化法”という法律で、事業所や一般家庭で使い終わったテレビ(ブラウン管・液晶・プラズマに関わらず)、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、再使用できる材料や部品をリサイクルし、限りのある資源の有効活用を目的としたものです。

大阪で冷蔵庫を処分しようと思ったら、大きく分けて３つの方法があります。その方法を一つづつ見ていきます。

冷蔵庫のリサイクル料は、全国で一律に定められています。意外と知られていないですが、冷蔵庫を処分する際に必ずかかる料金なので、頭に入れておきましょう。

小冷蔵庫(170リットル以下)…税込み3,740円

大冷蔵庫(171リットル以上)…税込み4,730円

※消費税は10％計算

また、洗濯機や乾燥機は大小関わらず税込み2,530円、

液晶・プラズマテレビは大型のもので税込み2,970円

ブラウン管テレビも大型のもので税込み2,970円

エアコンは大小関わらず990円

上記のような、リサイクル料がかかります。

大阪で冷蔵庫を処分しようと思ったら、主に3つの方法の中から選ぶことになります。その方法を一つづつ見ていきます。

自分自身で家電リサイクル兼を購入し、指定の引き取り場所へ持参し、処分して貰う方法です。

引き取り場所は全国にあるのですが、大阪市街でも３つの引き取り場所があり、鶴見区・住之江区・西淀川区にそれぞれあるので、持ち込みやすいところを選択しましょう。

曜日によっては休業日である可能性もあるので、事前に確認したうえで持ち込むようにしたいです。また、自分自身で冷蔵庫を指定引き取り場所に持ち込む方法が、かかる料金としては最も安く、トラックやワンボックス等の冷蔵庫を運搬できる車をお持ちの方はこの方法を選択すると良いかと思います。

新規に冷蔵庫を購入する場合は、“下取り割引”を行っている家電量販店もあるため、この方法が最も費用を抑えることができると言えます。

また、新規に購入しない場合でも、処分したい冷蔵庫を購入した店舗が無料で引き取ってくれる場合もあります。冷蔵庫を買い替えをするわけではなく、元々の購入店でもない場合でも、引き取りサービスを行ってくれる家電量販店もあり、その場合は「リサイクル料＋冷蔵庫の運搬料」がかかります。

不用品回収業者に、冷蔵庫の引き取りを依頼することも出来ます。

この場合が最も費用がかかり、リサイクル料、冷蔵庫の運搬料を含めて10,000円程度の金額がかかります。ですが、依頼をし、料金を支払うだけで運び出し・運搬・処分等すべてを行ってくれるため、時間的や体力的な手間を削減することができます。

家庭の廃棄物回収を許可されている業者は、国が認可した“一般廃棄物処理業”の許可を持つ業者に限られています。

その許可無しに廃棄物回収をする業者も少なからず存在し、そのような業者によって回収された冷蔵庫やテレビ、洗濯機などの家電が不法投棄されたり不適切な処理がされるといった問題も起きています。

回収に高額な料金を請求するような悪徳な業者もあり、環境省も無許可業者に注意するように呼び掛けています。

ここまで、大阪で冷蔵庫を処分する方法や、その料金・注意点についてお伝えしてきました。

知っていれば特に困ることは無い冷蔵庫の処分方法ですが、知らずに処分してしまったり、悪徳な業者に出会ってしまうと後々になって困ったことになることもなりかねません。冷蔵庫を処分しなければならない場面になった時は、再度、適切な処分方法を確認したいですね。

弊社でも冷蔵庫の処分等をふくめ、粗大ゴミや不用品のゴミ回収を行なっています。