新モデルに買い替えたり、故障してしまったりでプリンターを処分することとなったとき、どのようにしたら良いのかはご存知でしょうか?
状況やプリンターの状態によっては、下取りや売却の選択肢も考えてみてもいいかもしれません。
プリンターは小型家電リサイクル法の対象商品であり、正しい方法で処分する必要があります。大阪でプリンターを廃棄する場合の方法と、注意すべきことについても詳しく解説していきましょう。
プリンターを買い替えるなら下取りを検討すべき
プリンターを処分すると同時に買い替えるつもりなのであれば、プリンターメーカーの下取りキャンペーンを検討されてみてはいかがでしょうか。
例えば、プリンターメーカーのエプソンでは、直販店「エプソンダイレクトショップ」からの対象商品の購入時に限り、不要なプリンターを直販店で使用できる1,000ポイントで下取りするサービスを行っています。
下取りするプリンターのメーカーや、付属品が揃っているかどうかは問われないようです。キャンペーン期間は毎年7月末から翌年の1月半ばまでのようなので、サイトでチェックすると良いでしょう。
高年式のプリンターはフリマアプリに出品してみよう
販売されてから5年以内で、まだまだ現役で使えるプリンターを処分するのであれば、フリマアプリで出品すると高く売れるかもしれません。スマホを持っていれば、出品作業も簡単にすることが可能です。
プリンターを出品するときは、説明文は詳細に記載しましょう。年式やカートリッジの型番などの基本情報は、プリンターの公式サイトを参照して書き込んでおきます。
掲載するプリンターの写真は、一面からだけではなく、トレーを出したときや付属品や箱などを全て並べた写真もあると、よりわかりやすさがアップします。
付ける値段は、フリマアプリに掲載されている同程度のプリンターと合わせるのが最も無難です。ちょっとした傷などのネガは正直に記載しておき、少し安めの値付けとすると早期売却につながるでしょう。
大阪でプリンターを捨てるには?
新しいものに買い替えの予定がなく、古すぎていたり壊れていたりするプリンターを処分する場合は、ごみとして廃棄することとなるでしょう。
大阪市では、普通サイズの家庭用プリンターは粗大ごみに設定されています。いきなりごみ収集場所に出すようなことはできませんので、まずは「粗大ごみ収集受付センター」へ収集の申し込みをしましょう。電話のほか、ネットから申し込むことも可能です。
大阪市の「粗大ごみ|品目ごとの処理手数料一覧」にはプリンターの記載はありませんが、同じような大きさの家庭用コピー機が400円とあります。
受付センターで申し込みをし、手数料を確認したら、コンビニやスーパー、郵便局などの取扱店で「粗大ごみ処理手数料券」を購入します。収集日に自宅前にプリンターを出しても、手数料券を貼り付けておかないと収集してもらえません。
また、他人にプリンターを持ち去られてしまうのを防ぐため、収集日の午前9時よりも早すぎる時間から出しておくことは避けるべきでしょう。
プリンターを廃棄するときに注意すべきこと
ハードディスク内蔵タイプのプリンターの場合は、印刷物のデータが残ったままになっているかもしれません。
悪意ある誰かに自分の個人情報を抜き取られないよう、ハードディスクは消去またはフォーマットしてから処分しましょう。
SDカードやUSBメモリが入ったままになっていないかも、確認することが大切です。また、スキャンやコピーができる複合機の場合は、内部に原稿が入っていないかどうかもチェックしてください。
インクカートリッジはプリンターとは別に処分しましょう。大阪市では、役場やスーパーなどにある、インクカートリッジ専用回収ボックスへ入れると良いでしょう。
不用品回収業者でもプリンターの処分が可能!
引っ越しなどでできるだけ早くプリンターを処分したいという方は、不用品回収業者を利用する方法もあります。
ネット検索や一括見積もりを活用し、回収料金の見積もりを数社とってみましょう。
不用品回収業者の中には、家電品などの買取を行っているところもあります。そういった業者に回収をお願いすれば、高年式のプリンターには値段を付けてくれるかもしれません。
プリンター1台だけの引き取りでは割高に感じる場合がほとんどですが、軽トラ1台分程度の不用品があるのであれば、これを機会に一度に処分してしまいましょう。お得な値段で、家の中をすっきりとさせることができますよ。