【保存版】ベッドは解体しないと処分して貰えない?ベッドの簡単な処分方法と費用。

こんにちは!

大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、

関西エコクリーン代表の竹中です。

12月も半ばに差し掛かり、

世間ではすっかりクリスマスや年末ムードですね。

しかし、年末と言えば楽しいことばかりではありません。

一年を締めくくる大仕事である“大掃除”が待っています。

衣類や溜まった手紙等、普段があまり処分する物でないモノも捨てるので、

“ビニール袋○○袋分!”とか大量のゴミが出ます。

中でも困るのは、ベッドやタンス、本棚等の大型家具の処分です。

・ベッドは自分自身で解体して処分しないといけないの?

・若い人がいないので、ベッドみたいな重い家具を運ぶのが厳しい!

・ベッドやタンスなど、丸ごと引き取って処分してくれる業者はないの?

等々、様々な家具の処分に関する相談を受けることがあります。

今日は、そんな“処分に困る大型家具はどうすればいいのか

ということについてお伝えしていきます。

年末の大掃除、

これを読んでおけば、いつもより効率アップできるかもしれませんよ。

ベッドって解体しないと処分して貰えないの?

「長年使い続けて古くなったベッドを買い替えたい!」

と思ったときはどうすれば良いのでしょうか?

ベッドと言えば、様々な部品が使われています。

木・バネ(金属やフレーム)・プラスチック・布や綿等、

様々な素材が組み合わさってベッドになっています。

自治体のゴミ集積所にゴミを出す際は、原則分別して出さなければならず、

「ベッドなどの大型家具は出さないで」

となっているところがほとんどです。

しかし、ベッドを処分する方法はいくつかありますので

ご安心ください。

迷わない!ベッドのおすすめ処分方法

ここでは、いくつかあるベッドの処分方法を、

費用がなるべくかからないオススメの順にご紹介してきます。

1: 買い替えるときに引き取ってもらう

ベッドを扱っている販売店であれば、

家具販売の店舗、ネット通販関係なく、

購入と同時にベッドも引き取ってくれる場合があります。

その店舗での購入や、購入金額による条件付きの場合が殆どですが、この方法が最も確実で、費用を抑えられます。

引取りサービスを行っているかや、どの様な条件での引き取りになるのかは店舗によって様々なので、一度問い合わせてみる必要があります。

2: リサイクルショップに買取を依頼する

あまり使用感が無かったり、十分に使えそうなベッドはリサイクルショップで買い取って貰えることもあります。特にベビーベッド等、小型で使用する時期も限られているものは買い取ってくれる可能性高いです。

リサイクルショップに買取を依頼する際の最大のデメリットは、買い取って貰えない可能性もあるということです。

ベッドの状態であったり、ベッドそのものを買取していないケースもあるので、事前に確認してみる必要があります。

3: 買取サービスに売却する

世の中には多くの買取サービスがありますが、

“ベッド専門で買い取ります”というような専門業者も存在します。

この場合も買取になるので、費用はかかりません。

しかし、ベッドの状態や、物によっては買取不可の場合もあります。

確認無しに持ち込みをして、買い取って貰えなかった場合は

無駄足になってしまうので、必ず事前に確認するようにしたいです。

4: 粗大ごみとして自治体に回収してもらう

自治体では、普段のゴミ回収とは別に、依頼による回収も行っています。

市区町村にある粗大ゴミ受付センターに、ゴミの回収を依頼します。

ネットからの申し込みと電話での申し込みができるところが多いです。

金額もダブルベッドで2,000円以下と比較的安価に抑えられ、

手続きもそれほど多くないので利用するもの良い方法だと言えます。

5:不用品回収業者に依頼する

ベッドの処分を不用品回収業者に依頼するという手もあります。

この場合は、“ベッドのみ”を依頼するというよりは、

他のものの引き取りも同時に頼むケースが殆どです。

自治体の粗大ごみ回収よりも費用が多くかかってしまうことがほとんどなので、

・他の大型家具の引き取りと一緒に依頼

・遺品整理や部屋の片づけと同時に依頼

というように、複数の事を同時に頼む際に活用したいサービスです。

特殊なベッドの処分はどうすればいいの?

ここまでも説明で、ベッドって解体しないと処分して貰えないのか、

どんな方法の処分が適切なのかをお伝えしてきました。

しかしながら、ベッドと一口に言っても、

様々なタイプのものがありますよね。

ここでは、ベッドの種類によって、注意点を見ていきます。

・ロフトベッド

素人ではパイプや木枠の解体が大変で、

処分もプロの手が必要。

・パイプベッド

パイプ自体が溶接されていることもあり、

一般家庭にある工具では解体するのは困難。

解体せずにトラックで運搬する必要がある。

・システムベッド

ソファーや収納が組み込まれた多機能なベッド。

普通のベッドよりも重量があり、解体するのは非常に困難。

・介護ベッド(電動ベッド)

介護用にベッドにリクライニング機能が付いているもの。

配線や基盤が絡んでいるものがほとんどで、

何も知らずに触ると危険。

・ウォーターベッド

クッション部に水やジェルが使用されているベッド。

重さは数百キロにもなり、運び出すのは非常に困難。

水やジェルの処分も専門的な技術や設備が必要。

・折り畳みベッド

他のベッドに比べ、比較的軽量でコンパクト。

素人でも解体することは出来るが、

多くの時間がかかる。

・二段ベッド

木製のものが多く、解体も簡単そうに見えるが、

長いパーツや重量のあるパーツが使われており、

素人の解体は危険。

・ソファーベッド(リクライニング式ベッド)

他のベッドと比べて、解体自体が困難なベッドです。

構造上の理由で特殊な工具や技術が必要で、

もし解体できたとしても大量のゴミが発生します。

・マットレス一体式ベッド(脚付きベッド)

枠とマットレスが一体化したベッド。

干したり掃除したりするのが困難なので、

解体時にも大量のホコリが舞ってしまいます。

・マットレス

マットレスは、大型になればなるほど重く、運び出しも困難です。

狭いドアの潜り抜けや、階段の上り下りなど、

運び出すだけでも大変です。

解体しようとすると、大量のホコリとゴミが出るので

室内では行わない方が良いです。

“とりあえず解体してみよう”は非常に危険。

重くて大きいベッドを処分しようとすると、

どうしても“とりあえず解体してみて小さく軽くしてみよう”

と考えてしまう方も多いです。

しかし、思ったよりも重く大きなパーツが使われていたり、

大量のホコリが出たりと、ベッドを解体するのは容易なことではありません。

自分自身で解体を試みて後悔するよりも、

まずは一度、引き取ってくれる自治体や業者に相談してみることをおすすめします。

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