掃除機の寿命は、8から9年ほどといわれています。
紙パック式では15年ほどと長いのに対し、ロボット式は2年以内のものが多いなど、掃除機の種類によっても寿命はさまざまなようです。
ちなみに、掃除機メーカーの部品保有義務は6年間となっています。
生産終了から6年以上を経過してしまうと、修理ができなくなってしまうのです。
掃除機が寿命かどうか判断するには
掃除機が寿命かどうかは、どのように判断すれば良いのでしょうか?
吸引力が弱まったなと感じたときは、掃除機の内部でゴミが詰まっている箇所がないかを確認してみましょう。ゴミがないのに吸引力が復活しない場合は、寿命である可能性があります。
掃除機の使用時に止まることがある、聞きなれない音がするときは、モーターの不具合が考えられます。この場合も、もうすぐ寿命だと考えた方が良いでしょう。
掃除機を使用しているときに本体が熱くなったり、焦げ臭いにおいが出てきているような場合は、モーターが焼けている可能性が高いです。そのまま使い続けてしまうと、火災の原因となることもあります。
壊れた掃除機の処分方法
残念ながら掃除機を処分することとなったとき、どのようにすればいいのかはご存知でしょうか?
4つの処分方法から、自分にとって都合の良いものを選択しましょう。
掃除機の処分方法(1)家電販売店に下取りに出す
掃除機を処分するだけでなく、新しいものと入れ替えることを検討している方は、購入する家電販売店で下取りを行っているかを確認してみましょう。最近では店頭だけでなく、インターネット販売でも下取りを行っている販売店もあります。
掃除機の購入店を決定するときは、新規の購入価格から処分する掃除機の下取り価格を差し引いた額が、本当に他店での購入額よりもお得なのかどうかを確認しましょう。1店舗だけで下取りを判断するのではなく、複数店舗で比較してみるとなお良いでしょう。
掃除機の処分方法(2)買取業者に依頼する
掃除機は家電品の中でも中古市場で人気があり、買取の対象商品となっています。壊れてしまっていても、製造から5年程度ならメーカーに部品が残っているので、買い取ってもらえる可能性が出てきます。
例えば、ダイソンに代表されるサイクロン式の掃除機は中古市場でも人気が高く、買取が期待できるもののひとつ。また、ロボット掃除機は単身者に人気があり、こちらも買い取ってもらえることがあります。
買取を依頼するときは、掃除機をきれいにし、付属品をできる限り揃えましょう。交換用ヘッドや延長ノズルを揃え、未開封の掃除機用の紙パックが残っている場合は、一緒にしておくと値段が付くことも。
外だけではなく、内部にあるフィルターも水洗いをしたり、埃をできるだけとって陰干ししたりして汚れとにおいをとります。ノズルの吸い込み口にブラシを付けるタイプは、ブラシ部分もきれいにゴミをとっておきましょう。
掃除機は処分すると決めたら物置にしまいこまず、価値が下がらないうちに買取業者に依頼することをおすすめします。買取業者を選定するときは、掃除機の品揃えが豊富な中古品店を選択しましょう。
掃除機の処分方法(3)フリマサイトに出品する
壊れた掃除機であっても、フリマサイトに出して処分することは可能です。
ただし、故障したことを隠すことはNG。正直に「ジャンク品」または「難あり」とタイトルに記載し、状態も詳細に記載しましょう。
商品説明の項目には、製造年とメーカー名、型番を明記します。掃除機の写真を撮るときは外観はもちろん、検討する人にもわかりやすいように、故障した場所の写真も掲載しましょう。値段を相場よりも低めに設定するのに加え、紙パックなどのおまけを付けたり、送料無料とするなどの一工夫があると、早く高額で購入してもらいやすくなります。
ちなみに、メルカリは女性向け家電が人気で、ヤフオクは業者利用も多いためジャンク品でも落札されやすいという特徴があります。出品しようとしている掃除機の状況に合わせて、出品先を選択しましょう。
掃除機の処分方法(4)自治体で廃棄する
ここまでで挙げた方法で処分が難しい場合は、自治体にゴミとして出すようになるでしょう。住んでいる自治体によって違いはありますが、多くの場合は粗大ゴミとして廃棄することになります。
粗大ごみは可燃ゴミのようには気軽に収集場所に出すことができす、自治体によって収集料金や出し方は異なります。必ず、ホームページなどで廃棄方法を確認しましょう。
また、不燃ゴミとして出せる場合も、指定された方法に従うことが大切です。
掃除機以外の不用品もある方は不用品回収業者を頼ろう!
掃除機以外にも、家具や家電などの処分品が多い場合、急な引っ越しなどの事情ですぐに処分しなければならなくなった場合などは、不用品回収業者に依頼するのも選択肢のひとつです。
不用品回収業者を選ぶ際には、料金とサービス内容が明瞭であること、廃棄物処理や古物商の免許を持っていることを基準とすると良いでしょう。
信頼できる不用品回収業者を選んでから、掃除機の処分を依頼しましょう。
弊社でも掃除機の処分のお手伝いなどをさせて頂いておりますので、お気軽にご相談ください!