使わなくなった電子レンジの処分方法と捨て方

電子レンジは、リサイクル料を支払って処分する義務がある家電リサイクル法の対象外ではありますが、小型家電リサイクル法の対象品目となっています。

小型家電とは鉄やレアメタルなどのリサイクル可能な金属が使われている家電品のことです。

資源の有効活用のため、自治体の指定する方法に従って処分する必要があります。

自治体での電子レンジの捨て方

処分方法は自治体によって異なりますが、1辺が30cmを超えるものを粗大ゴミとしている場合では、電子レンジは粗大ゴミの対象となる可能性があります。捨て方は、自治体のホームページなどで事前に確認しておきましょう。

電子レンジを捨てるには:不燃ゴミの出し方

電子レンジを不燃ゴミで出せる自治体の場合は、指示通りに回収日に指定のゴミ捨て場に出すようにしましょう。

回収日以外の日にゴミ捨て場に置いてしまうと、不法投棄とみなされて罰せられてしまうこともあります。

電子レンジを捨てるには:粗大ゴミの出し方

電子レンジが粗大ゴミ扱いの場合は、500円から1,000円程度の処分費用が必要となるようです。

収集日が月1回と限定されていたり、事前に申請した上で指定日に出す必要があったりする場合があるので、自分の都合で出せるわけではないことにも注意しましょう。また、内部のターンテーブルは取り外し、不燃ゴミとして処分するように指示している自治体もあります。

自分で車が手配できるのであれば、粗大ゴミを受け付けている自治体のゴミ収集センターに直接持ち込んでも良いでしょう。

電子レンジは業者に回収を依頼しても

電子レンジを回収している業者に依頼するという方法もあります。

回収日には制限はないので、自治体の回収では不便さを感じた方にはおすすめの方法です。

家電量販店に回収を依頼する

家電量販店のヤマダ電機では、8年以内程度の比較的新しい電子レンジを買い取り対象としています。

壊れておらず、まだ使える電子レンジが対象で、最高額2,000円で引き取ってもらえるようです。

お住まいの自治体では有料処分の粗大ゴミ扱いとなってしまう方や、まだ新しい電子レンジの処分を検討している方は、利用してみてはいかがでしょうか。

◯ヤマダ電機:家電買取キャンペーン

https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaitori/small.html

ほかの家電量販店でも、電子レンジの買い替え時に下取りをしている場合があります。処分だけでなく買い替えを検討している方は、電子レンジの購入前には処分しない方が賢明かもしれません。

また、小型家電の再資源化を進めているエディオンには、壊れた電子レンジでも1台550円(税込)を支払えば引き取ってもらうことが可能です。(フランチャイズ店舗を除く)粗大ゴミ料金が高額な自治体の方や、仕事が忙しく回収日に合わせて捨てることが難しい方に向いています。

◯エディオン:小型家電リサイクル

https://my.edion.jp/service/recycle_small.php#tabArea2

電化製品の回収業者に依頼する

宅配便で不要になった電化製品の回収を受け付けている業者もあります。例えば、パソコンダストでは、パソコンなどのデジタル機器や家電品の回収を行っています。

電子レンジは送料元払いでの回収に対応していて、可能であれば持ち込みでの無料回収にも対応。関東近県にお住まいで、電子レンジのほかにも処分したいデジタル機器や家電品が多くある方は、出張回収を依頼できる場合もあるようです。

◯パソコンダスト

https://www.fuyohin23.net/

電子レンジを処分する前に:ネットオークションに出品する

事情があり、まだ使える電子レンジの処分を検討している方、買い替えは考えていない方は、ネットオークションで引き取り手を探してみてはいかがでしょうか。スマホアプリを使えば、簡単に出品することができます。

値段をつけるときは、ほかの電子レンジの出品状況をチェックして、年式や程度が同等の商品に合わせると良いでしょう。電子レンジは、きれいに掃除してから商品写真を撮影します。年式や中がわかる写真も添えておくと、買い手がわかりやすくなるでしょう。

電子レンジの処分は不用品回収業者にお願いしよう!

物置やお部屋の片付けなどで、電子レンジ以外にもさまざまな不用品を処分する必要がある方は、不用品回収業者にまとめてお任せするのが、最も手間なく解決できる方法です。回収日はこちらの都合に合わせてもらうことが可能なので、思い立ったときにすぐに引き取ってもらうことができます。

電子レンジ引き取りの際の出張費や回収費用などは見積もりをお願いできるので、事前に料金を把握してから依頼することが可能です。

古物商許可や産業廃棄物収拾運搬業の許可のある業者でしたら、信頼してお任せすることができるでしょう。自宅から近い業者の方が対応してもらえる場合が多いので、まずはネットで情報収拾をしてみましょう。

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