こんにちは!
大阪界隈の家財整理を専門で1000件以上行ってきた、関西エコクリーン代表の竹中です。
ここ数年、お客様から特に相談が多いのが家財整理についてです。
・家財整理の相場っていくらなの?
・費用や内容が業者によってまちまちだけど、いったいどこを見て決めればいいの?
また、お客様によっては「相場だけ見て決めたら思ってたのと違って、損をした気分になった。」なんて方もいらっしゃいます。今日はそんな、家財整理をお考えの方なら一度は直面する壁、「家財整理の相場はいくら?損をしないための大切なポイント」を分かりやすくお伝えします。
これから家財整理の予定がある方は勿論、過去の家財整理で納得のいかない思いをした方は必見の内容です。
家財整理とは?
まず、家財整理業者を選ぶ際に損をしないよう、家財整理とは何なのかを整理していきましょう。家財整理とは、“家財全般を整理する”という大きな括りの言葉で、細分化すると、遺品整理や空き家整理、生前整理などに分けることが出来ます。
遺品整理
遺品整理とは金品や通帳印鑑等、直接的な財産を整理するイメージがありますが、故人が生前に使用していた生活雑貨や衣類・家具・家電製品など古物としては財産価値の薄い物品を整理する意味合いも含まれます。
これらの分類では、原則として貴重品や思い出の品などは直接遺族に引き渡されますが、いかなる遺品でも、遺族の気分を害するようなものが含まれる場合は、業者が遺族側の事を配慮し、処分することもあります。
空き家整理
持ち家で暮らしていた親御様が、老人ホームに入居されたり、入院や無くなられたりする等で、誰も住んでいない空き家が生まれてしまいます。
ご親族はその空き家を売却するか賃貸物件にするかを選択することになりますが、売却するにせよ、賃貸物件として運用するにせよ、一度、屋内を整理する必要があります。空き家整理をすることが、だれも住んでいない家を生まない事であり、活用の第一歩と言えます。
生前整理
生前整理とは、生きているうちに自分が無くなった時の事を考え、身辺や財産の整理をすることです。
年配者に限らず、近年は20代や30代といった若い世代の方が行う場合もある、“終活”のひとつです。若い方でも、病気や突然の事故など、何があるか分かりませんよね。そういった意味でも生前整理を始めるのに早すぎるということはなく、20代や30代の若い世代から、年配の方まで、幅広い年代で終活や生前整理を行う方も近年では増えてきている傾向にあります。
最近ではこのように、家財全般に関わる整理を専門に行う業者が増え始め、損をしないためにも家財整理業者を選ぶポイントをしっかりと抑える必要があります。
大阪で家財整理の場合の相場はいくら?大阪で行う際の3つのポイント。
さて、ここで冒頭にも出てきた「費用や内容が業者によってまちまちだけど、いったいどこを見て決めればいいの?」という疑問についてお答えしていきます。
大阪で家財整理を行う際の相場はいくら…?
一般的な家財整理の相場を表にまとめました。
1DK |
33,000円~110,000円 |
1LDK~2DK |
88,000円~220,000円 |
2LDK~3DK |
132,000円~275,000円 |
3LDK~4DK |
187,000円~330,000円 |
市営・都営住宅 |
220,000円~495,000円 |
一般的な戸建て |
330,000円~880,000円 |
依頼が最も多いのは3LDK~4DKですが、相場はに大きく差があるのがお分かりいただけるかと思います。187,000円~330,000円と、その差は143,000円にもなり、高い家財整理業者と安い家財整理業者では2倍近くも費用に差があります。
ここで最も注意したいポイントとしては、安い家財整理業者にはそれなりの安い理由があり、逆に、高い家財整理業者を選んだとしても、必ず満足の行く結果になる訳では無いということです。大切なのは、“依頼者の事を本当に考えてくれている業者”を選ぶことです。
個人で家財整理をする際は、大阪の決まりを要確認。
ゴミ捨てのルールは、年々日を追うごとに厳しくなっています。資源の問題や、ゴミ収取業者の事故を考えると致し方ないことです。地域によって分別ルールやゴミ袋のルールも様々なので、自分の住んでいる地域と遺品整理をする地域が違う場合は、一度詳しいルールを調べてみる必要があります。
大阪市では、“中身の見える透明・半透明の袋”、“「指定ゴミ袋」は定められていない”等のルールが定められています。
もし、ルール違反になってしまうと、近隣住民の方との不要なトラブルになりかねませんし、ゴミ収集時の事故にもつながりかねません。大阪に限らずですが、個人で家財整理を行い、ゴミを出す際には充分に注意するようにしましょう。
大阪で家財整理業者を選ぶ時に損をしないための3つのポイントとは?
“依頼者の事を本当に考えてくれている業者”と一言に行っても、それを見分けるのはかなり難しいですよね。家財整理業者を選ぶ上で損をしないために抑えておきたい3つのポイントをご紹介します。
①家財整理の「専門」業者を選ぶ。
まず初めにホームページやチラシ、雑誌の広告などを確認していただきたいのですが、注意していただきたいのは“家事や家屋の修理もなんでも行います!”などの、「何でも引き受けます!」関連の文字です。
“何でも引き受けます”と見ると、「家財整理をはじめ様々な雑務まで行ってくれて便利そう」というイメージがありますが、裏を返せば「専門性に乏しい」ということなんですよね。
家財整理では、単に家財を整理するだけでなく、故人や依頼者への配慮の仕方や、料金、法律に関することまで、多くの知識が求められます。家財整理業者を選ぶ上でまずは、“家財整理専門業者であるか”を見ると良いでしょう。
②家財整理の具体的な方法を聞く。
依頼する候補の家財整理専門業者が見つかったら、次に家財整理の具体的な方法を尋ねてみましょう。
整理した家財は具体的にどうなるのか、今までどんなお客様がいたのか、もし、家屋に修復が必要な箇所があったらどんな対応になるのかなど。
家財整理業者がプライバシーの問題で答えづらかったり、依頼者としても、聞きづらいこともあるでしょう。しかし、実際に信頼のおける業者かどうかを見極めるためには、様々な角度から“家財整理”について質問して、実際に家財整理業者の口から、その信頼を感じ取ることが一番の近道です。
③総額の見積りの記載の有無。
最後は、「この家財整理業者に頼んでみようかな。」ってなってからの話になりますが、見積もり時に“総額を出して貰えるかどうか”も大きなポイントです。
業者によっては、その場で見積もりを出すのは後日になったり、一度社内に持ち帰るというところもあるみたいですが…そうなってくると、内検に来た人物が家財整理に関する経験が浅かったり、入社したばかりだったりといったこともあります。
信頼のできる家財整理業者を見極める最後のポイントは、“内検に来たその場で見積もりが貰えるのか”です。
家財整理の相場を知ることは、整理整頓された未来を作る第一歩。
ここまで、家財整理の相場や損をしないための大切なポイントをお伝えしてきました。
生前整理や空き家整理の場合はともかく、遺品整理の場合であれば、家財の整理以上に“心の整理”の意味合いが強いですよね。気持ちよく、家財整理をするためにも、まずは相場を知り、実際に家財整理業者と会話するところから始めてみてはいかがでしょうか。